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会社設立_非営利法人

ご訪問いただきありがとうございます。

行政書士の齋藤広美です。

今回は、非営利法人(構成員への利益分配を目的としない法人(働いている方へのお給料支給は可能です。))

NPO法人と一般社団法人の違いについて簡単にご説明したいと思います。

以下、8項目についてご説明致します。

1、設立にかかる期間

NPO法人:書類の作成に、約3~4週間 ⇒ 所轄庁での審査で約4か月 ⇒ 登記手続き約1週間ほどかかります。(計約5か月)

一般社団法人:書類作成に、約1~2週間 ⇒ 登記手続き約1週間ほどかかります。(計約23週間)

2、設立に必要な社員(正会員)数

NPO法人:10人以上

一般社団法人:2名以上

3、設立に必要な役員数

NPO法人:理事3名以上、監事1名以上の計4名必要

一般社団法人:理事1名でも設立可能

4、役員の親族規定(公益性を確保するため、役員の中に、自分の配偶者と3親等以内の親族が一定割合以上含まれることを禁止するものです。)

NPO法人:あり

一般社団法人:なし

5、設立に必要な財産額

NPO法人:0円でも可能

一般社団法人:0円でも可能

6、設立手続きに必要な経費

NPO法人:定款認証、定款認証時、登記時の印紙代不要(0円)

一般社団法人:定款認証代 約52千円、登記時の印紙代6万円(計約112千円)

7、活動内容制限

NPO法人:公益の増進に寄与する活動に限定

一般社団法人:制限なし

8、所轄庁への報告義務(事業年度ごと決算書や事業報告書その他書類の提出)

NPO法人:あり

一般社団法人:なし(決算処理後の手続きがNPO法人と違います。)

次回は、メリット、デメリットをお伝えしたいと思います。

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