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技能実習生

技能実習生に対する平成29年の監督指導、送検等の状況が公表されました。

H29年11月1日に法改正されましたが、やはり、未だ労使協定を超えた残業、割増賃金の不払い、危険や健康障害を防止する措置などの実施がされていないのが現状のようです。

厚生労働省のHPによりますと、監督指導を行った実習実施者のうち、労働基準関係法令違反が認められたのは、70.8%以上いるようです。

違反の多い割合が、労働時間が26.2%、仕事に利用する機械などに講ずる安全基準が満たされていない19.7%、割増賃金の未払い15.8%となっており、34件が重大・悪質な労働基準法関係法令違反で送検されています。

出典:厚生労働省HP(http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000212372.html

 

 

一方で、正当な手続きで技能実習生受入れを行っている監理団体も沢山いらっしゃいますので、これから先、もっと良い方向へ現状を変えて行って頂けることを願っております。

現在技能実習生を受け入れている方、これから受け入れを考えている方、皆様が様々な思いで行っていらっしゃるかと思います。

法改正がされ、以前よりは確実に実習実施者への監督指導が厳しくなっているとは思いますが、2020年東京オリンピックもあり、外国人労働者も増加することが予想されますので、行政書士としてこれからも情報に敏感に対応していきたいと思います。

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