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海外の企業から日本へ転勤するとき

現在の急速な国際化によって、外国の企業から日本の事業所へ転勤されてくる方が益々増えると思います。

外国の企業から日本へ転勤された方はどのようなビザ手続きが必要なのでしょうか。

海外にある企業に勤務している方が、日本の子会社、支店などに日本から招聘された場合や、日本の企業が海外進出した際、海外の子会社、支店で働いている外国人を日本へ招聘するといった場合などは「企業内転勤」といった日本に滞在するためのビザを取るのが一般的です。

「企業内転勤」とは、本邦に本店,支店その他の事業所のある公私の機関の外国にある事業所の職員が,本邦にある事業所に期間を定めて転勤して,当該事業所において行う理学,工学その他の自然科学の分野に属する技術又は知識を要する業務に従事する活動(在留資格「技術」に相当)若しくは法律学,経済学,社会学その他の人文科学の分野に属する知識を必要とする業務に従事する活動(在留資格「人文知識・国際業務」相当)。

出典:法務省HP(http://www.moj.go.jp/ONLINE/IMMIGRATION/ZAIRYU_NINTEI/shin_zairyu_nintei10_13.html)

企業内転勤では、学歴要件や実務経験の要件などを満たさない場合でも、海外にある関連企業で継続して1年以上勤務していれば日本に呼び寄せることが出来ます。

ですので、企業の業務強化をしたい場合などに適しているようです。

「転勤」とは

通常は同じ会社内の異動のことを指すことが多いかと思いますが、「企業内転勤」の場合、系列企業内の出向等も含まれます。

「系列企業」とは、親会社、子会社、関連会社を指します。

 

 

 

 

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